着物はただのコスチュームではない☆カラーサロンハハ鹿児島

鹿児島中央エリア

2021年10月25日 10:09

「終わりよければ全てよし」なんて言葉がありますが、
昨日はとても嬉しいことがありました。

先日、「30代の娘に着せる着物をどれにするか迷ってる」と、ある方からご相談がありました。

①くすんだ青紫で柄も静かな印象、とても控えめで落ち着いた見た目の着物。
60代、70代でお茶をされる方が着ている感じ。

②秋の植物柄で、赤紫色のけっこう華やかな、元々振袖だったものを袖を短くした着物。
娘さんが昔、好きで購入したものの、一度も袖を通すことがなく今に至るもの。

私は即、②が良いと思いました。

始めその場の雰囲気は「①が良い」という話でしたので、私は発言をためらっていたのですが、

話を振られた時に思い切って、自分の思いを伝えてみました。

娘さんが好きで、若いときに自ら選んだ着物であること、
着ていく場所(会)が娘さんのお子さんのお祝いだということ、
その着物にまつわるユニークなエピソードが、またその会を盛り上げるきっかけになること、

もしその場の雰囲気で少し派手かなと思っても、そういったことで返って楽しい会になるのではと思いました。



私が着物を着る理由はただ一つ、「祖母が喜んでくれるから。」

祖母は着物姿の私に、その着物にまつわる話を嬉しそうによくしてくれました。

祖母は、今は天国から見ていてくれます。

娘さんの着物を相談された方が、その会を終えてお写真と「松山さんに大切な事を教わりました。」とわざわざメッセージを下さり、安堵と喜びが湧いてきました。

さぁ、今日は月曜日。

新しい一週間が始まりましたね!

hahairo.com




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